GLIM SPANKY（グリムスパンキー）は、松尾レミと亀本寛貴による日本のロックユニット。所属レコードレーベルはUNIVERSAL MUSIC JAPANの社内レーベルであるVirgin Records。メンバーは松尾レミ（Vo./Gt.）、亀本寛貴（Gt.）。
wikipediaより引用
GLIM SPANKYがカバーしているアーティスト
| 曲名 | アーティスト名 | 原曲収録CD | カバー曲収録CD |
| Rolling In The Deep | アデル |  |  |
| ひこうき雲 | 松任谷由実 |  | |
| MOVE OVER | ジャニス・ジョプリン |  |  |
| I FEEL THE EARTH MOVE | キャロル・キング |  |  |
| There will be love there -愛のある場所- | the brilliant green |  |  |
| 情熱 | UA |  |  |
| ウイスキーが、お好きでしょ | 石川さゆり |  |  |
| SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND | ザ・ビートルズ |  |  |
| スローなブギにしてくれ (I WANT YOU) | 南佳孝 |  |  |
| 真夏の夜の夢 | 松任谷由実 |  |  |
くちばしにチェリー / EGO-WRAPPIN' のカバー
GLIM SPANKY カバーの私評
GLIM SPANKYの「くちばしにチェリー」カバーは、原曲の洒脱なスウィングをブルージーな土臭さとロックの推進力へ置き換えた好演である。二人編成の一発録りという制約を武器に、余白でグルーヴを立てる“引き算”の設計が冴える。松尾レミのざらりとしたハスキーは母音の伸ばしに微かな揺れを宿し、色香より体温で迫る。亀本のクランチはアームの揺れと巧みなパンで奥行きを作り、コード・リフ・オブリを一手に担ってリズム隊不在を補う。サビへの踏み込みは刹那に圧を生み、歌詞の「着地」の美学を腰の強さで体現する。原曲をなぞらず別角度の光で魅力を照らし出す、上質なリスペクト・カバーである。