DOPING PANDA(ドーピング・パンダ)は、日本のスリーピースロックバンド。所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。所属レーベルはソニー・ミュージックレコーズ内のgr8!records。略称は「ドーパン」。メンバーはYutaka Furukawa(Vo./Gt.)、Taro Hojo(Ba.)、Hayato Beat(Dr./Cho.)
wikipediaより引用
DOPING PANDAがカバーしているアーティスト
曲名 | アーティスト名 | 原曲収録CD | カバー曲収録CD |
DEKU NO BOY | the band apart | ![]() |
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GO THE DISTANCE | ディズニー「ヘラクレス」より | ![]() |
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UNDER THE SEA | ディズニー「リトル・マーメイド」より | ![]() |
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DANCING IN THE STREET | マーサ&バンデラス | ![]() |
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ターボ意味無し | ユニコーン | ![]() |
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SOUL TO SOUL | SCAFULL KING | ![]() |
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foolish | ART-SCHOOL | ![]() |
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UNDER THE SEA / Disney『リトルマーメイド』より
DOPING PANDAをカバーしているアーティスト
曲名 | アーティスト名 | 原曲収録CD | カバー曲収録CD |
Crazy | the band apart | ![]() |
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DOPING PANDA カバーの私評
DOPING PANDA のカバー遍歴を振り返ると、「Under the Sea(リトル・マーメイド)」のインパクトはやはり強烈だ。ファンの間でも「青春が詰まっている」「仲間とエンドレスで聴いた」といった声が多く、単なるディズニーカバーの枠を越えて、あの時代の音楽シーンや個人の記憶にがっつりと刻まれているのが分かる。ドーパン特有のグルーヴとシンセを交えたポップさが、海底世界をクラブのフロアのように蘇らせるのだから恐ろしい。釣りビジョンのBGMで耳に残っていた、なんて逸話も含めて、時代と生活に根付いたカバーだといえる。
しかし、彼らのカバーはこれに留まらない。「DEKU NO BOY / the band apart」では盟友の楽曲を取り込み、ドーパン節に置き換えることで同世代の結束と遊び心を示した。「Go the Distance / ヘラクレス」では原曲の勇壮さをポップに翻訳し直し、アニメーション映画の夢を現実のステージへ引き寄せる。さらに「Dancing in the Street / Martha & The Vandellas」ではソウルクラシックを軽快なディスコ・パンク風に染め上げ、オーディエンスを強制的に踊らせる魔力を放つ。そして「ターボ意味無し / ユニコーン」「SOUL TO SOUL / SCAFULL KING」「foolish / ART-SCHOOL」など、邦楽インディーからレジェンドバンドまで、幅広く飲み込んでは自分たちのエネルギーで爆発させてきた。
DOPING PANDA のカバーは、原曲へのリスペクトと同時に「俺たちがやったらこうなる」という開き直りが同居している。その姿勢は批判を呼ぶこともあったが、結果としてオリジナルと同等、いや時にそれ以上に愛される瞬間を作り出した。だからこそ「再結成と聞いてすっ飛んできた!」という声が上がるのだ。彼らのカバーは単なる余興ではなく、音楽シーンに刻まれる「事件」だった。