AA=(エーエーイコール)は、日本のロックバンドTHE MAD CAPSULE MARKETSのメンバー、上田剛士が2008年に始動したソロプロジェクト。アーティスト名は、ジョージ・オーウェルの小説『動物農場』に登場する言葉“All Animals Are Equal”に由来している。現在までに計7枚のオリジナルアルバム をリリースしている。
wikipediaより引用
AA=(上田剛士)がカバーしているアーティスト
| 曲名 | アーティスト名 | 原曲収録CD | カバー曲収録CD |
| 先天性労働者 | THE STALIN | ![]() | ![]() |
| Re-create(セルフカバー) | JUBEE | ![]() | ![]() |
TAKESHI UEDA名義 カバーアルバム
TEENAGE DREAMS
先天性労働者 / THE STARLIN カバー
AA=(上田剛士)をカバーしているアーティスト
| 曲名 | アーティスト名 | 原曲収録CD | カバー曲収録CD |
| PICK UP THE PIECES | JUBEE | ![]() | ![]() |
AA=(上田剛士) カバーの私評
AA=による「先天性労働者」のカバーは、原曲への深いリスペクトを礎にしつつも、完全に自分の音へと再構築してしまう圧倒的センスが光っている。大音量で聴くと身体が勝手に反応するほどの破壊力と高揚感があり、まさに剛士の才能そのものが音として直撃してくる感覚だ。パンクの荒々しさを保ちながらも、現代的な質感に生まれ変わっている点が見事である。
さらに、彼がTAKESHI UEDA名義で積極的にカバーしてきた往年のパンク名曲群──LIZARD、THE STARLIN、あぶらだこ、遠藤ミチロウ、シーナ&ロケッツ、RCサクセション、YMO、デッド・ケネディーズ、セックス・ピストルズなど──は、そのどれもが単なる再現ではなく、“更新”である。原曲の魂を損なわず、それでいて現代に鳴るべき新しい暴力性と疾走感を纏わせる手腕は唯一無二だ。
原曲を愛しているからこそ、ここまで大胆に壊し、そして美しく蘇らせることができるのだと痛感する。剛士はやはり天才である。音を浴びながら、そう何度も思わされるカバーである。





















