赤い公園

赤い公園（あかいこうえん）は、日本のガールズロックバンド。2010年に結成され、2021年に解散した。所属事務所はソニー・ミュージックレーベルズ。レコードレーベルはエピックレコードジャパン。公式ファンクラブは「赤すぎる公園」。解散時のメンバーは津野米咲（つのまいさ Gt./Cho.）、藤本ひかり（ふじもとひかり Ba.）、歌川菜穂（うたがわなお Dr.）、石野理子（いしのりこ Vo.）

wikipediaより引用

赤い公園がカバーしているアーティスト

曲名	アーティスト名	原曲収録CD	カバー曲収録CD
さよならは言わない	小田和正
POP STAR	平井堅
遠く遠く	槇原敬之
LA・LA・LA LOVE SONG	久保田利伸
パート・オブ・ユア・ワールド	ディズニーソング
トラブルメイカー	相川七瀬
ハチミツ	スピッツ

トラブルメイカー/相川七瀬 カバー

赤い公園をカバーしているアーティスト

曲名	アーティスト名	原曲収録CD	カバー曲収録CD
KOIKI	田淵智也

赤い公園 カバーの私評

赤い公園のカバーは、どの曲においても原曲の魅力を損なわず、新たな生命を吹き込む力を持っていると強く感じる。「さよならは言わない」や「遠く遠く」では情緒の深さが際立ち、言葉の一つひとつが胸に沁みる。「POP STAR」や「LA・LA・LA LOVE SONG」の軽快さは見事に自分たちの色へと昇華されており、聴き手を自然と笑顔にさせる。さらに「パート・オブ・ユア・ワールド」や「ハチミツ」といったキャラクター性の強い曲でも、赤い公園独自の瑞々しさを纏わせ、原曲への敬意と新鮮さが両立している点は圧巻である。

こうした唯一無二の表現の中心にいたのが、津野米咲さんの才能である。彼女の音楽的感性は常に鋭く、繊細で、そして真っ直ぐであった。彼女が自ら命を絶ったという現実は今も受け入れがたく、彼女の才能がこれ以上見られないことは大きな喪失である。しかし、残された音楽を聴くたびに、彼女が抱えていた美しさと痛み、創造への情熱が確かに息づいていると感じる。赤い公園のカバーがこれほど心を揺さぶるのは、彼女の魂が今も曲の中で生きているからだと思わずにはいられない。