Pay money To my Pain(ペイ・マネー・トゥ・マイ ペイン)は、日本のオルタナティヴ・ロック・バンド。略称は「P.T.P.」。2004年に結成、2006年にデビュー。楽曲制作・活動に関しては、全てメンバーによるセルフプロデュースで行われている。CD作品のスタジオ録音はアメリカカリフォルニアにあるRadio star studioにて敢行。Kを中心に、RIZEなど同世代のバンドと親交があった。メンバーはK(ケー Vo.)、PABLO(パブロ Gt.)、T$UYO$HI(ツヨシ Ba.)、ZAX(ザックス Dr.)
wikipediaより引用
Pay money To my Painがカバーしているアーティスト
| 曲名 | アーティスト名 | 原曲収録CD | カバー曲収録CD |
| love letter | BUCK-TICK | ![]() | ![]() |
Pay money To my Painをカバーしているアーティスト
Weight of my pride/MY FIRST STORYによるカバー
Weight of my pride/SiM、Pictures/coldrain
Pay money To my Pain カバーの私評
Pay money to my pain(PTP)によるBUCK-TICK「LOVE LETTER」のカバーは、原曲の持つ陰影と官能性を深く理解したうえで、PTP独自の激情と哀しみを重ね合わせた圧巻の仕上がりである。細胞レベルで感情を震わせるKの声が、歌詞の持つ痛みと祈りをさらに濃密にし、原曲とは異なる形の愛の形を描き出している点が特に素晴らしい。
また、PTPをリスペクトしてMy First Storyがカバーした「Weight of my pride」は、Hiroの歌声がKへの追悼と敬意を真正面から抱きしめており、熱量の高さに胸が震える。SIMの同曲カバーはより攻撃的で鋭く、PTPの魂を別方向から増幅させたかのような迫力を持つ。coldrainによる「Pictures」も、Y.K.CのギターとMasatoの声によって原曲の哀しみがより深く、より鋭く突き刺さる形で再解釈されている。
どのカバーも単なる模倣ではなく、PTPの意志を受け継ぎ、それぞれの音楽性で昇華させた“第二の原曲”と言える存在である。彼らがKの魂を音で繋ぎ続けていることを強く実感する、素晴らしいカバー群である。






