ガガガSP

ガガガSP(ガガガスペシャル)は、日本のパンク・ロックバンド。LD&K所属。1997年に兵庫県神戸市で結成。2002年にメジャーデビュー。2000年代前半に起きた青春パンクブームの牽引役とされ、「日本最古の青春パンクバンド」とするメディアが存在する。メンバーはコザック前田(Vo.)、山本聡(Gt.)、田嶋悟士(Dr.)。

wikipediaより引用

ガガガSPがカバーしているアーティスト

曲名 アーティスト名 原曲収録CD カバー曲収録CD
自衛隊に入ろう 高田渡 高田渡/五つの赤い風船 自信満々良曲集/ガガガSP
世界は二人のために 佐良直美 ゴールデン☆ベスト~忘れ得ぬ名唱・佐良直美~ 晩秋/ガガガSP
My First Kiss Hi-STANDARD 声に出すと赤っ恥/ガガガSP
一本道 友部正人 にんじん ガガガSP登場
明日からではなく 小谷美紗子 うたき ガガガSP登場
曲名 アーティスト名 原曲収録CD カバー曲収録CD
君の歌は僕の歌なのさ エルトン・ジョン ザ・ベスト~僕の歌は君の歌 卒業アルバム - ガガガSP
証明 吉田拓郎 ONLY YOU+Single Collection/吉田拓郎 卒業アルバム - ガガガSP
満月の夕 ソウル・フラワー・ユニオン おらぁいちぬけた/ガガガSP
一人ぽっちの世界 メガマサヒデ 一人ぼっちの世界/メガマサヒデ おらぁいちぬけた/ガガガSP
新・ドント節 ハナ肇とクレイジーキャッツ 結成50周年 クレイジーキャッツ コンプリートシングルス HONDARA盤 - クレイジー・キャッツ 無責任一家総動員/ガガガSP
曲名 アーティスト名 原曲収録CD カバー曲収録CD
ヨイトマケの唄 美輪明宏 美輪明宏の世界 声に出すと赤っ恥/ガガガSP
にんげんっていいな(ガガガDX名義) まんが日本昔話エンディングテーマ 日本昔ばなし ~ にんげんっていいな 声に出すと赤っ恥/ガガガSP
制服 松田聖子 Seiko・Index/松田聖子 Jewel Songs~Seiko Matsuda Tribute&Covers~
God Save the Queen セックス・ピストルズ NEVER MIND THE BOLLOCKS/SEX PISTOLS P・T・A! ~ピストルズ・トリビュート・アンセム~
大キライ! LINDBERG EXTRA FLIGHT II -human aircraft-/LINDBERG

ガガガSP カバーアルバム

PUNK IS FOLK

曲名 アーティスト名 原曲収録CD
金もうけのために生まれてきたんじゃないぜ RCサクセション 初期のRCサクセション
銭がなけりゃ 高田渡 ごあいさつ/高田渡
告白のブルース 泉谷しげる BEST ALBUM/泉谷しげる
関白宣言 さだまさし yesterdays/さだまさし
時にまかせて かねのぶさちこ み空
外は白い雪の夜 吉田拓郎 吉田拓郎 THE BEST PENNY LANE
プカプカ 西岡恭蔵 ディランにて

青春謳歌 カバーアルバム

曲名 アーティスト名 原曲収録CD
もしも君がなくならば GOING STEADY
あなたに MONGOL800
はんぶんこ Bivattchee 青いカラス/ビバッチェ
アナル・ウイスキー・ポンセ マキシマム ザ ホルモン
物憂げ世情 ジャパハリネット 天国ベスト~BEST FIRE OF HEAVEN/ジャパハリネット
愛するPOW B-DASH ぽ/B-DASH
空に唄えば 175R Songs/175R
ホタルの恋の歌 太陽族 ホタルの恋の歌/太陽族
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ サンボマスター 僕と君の全てをロックンロールと呼べ
ノーボーイ・ノークライ STANCE PUNKS HOWLING IDOL/STANCE PUNKS

満月の夕 / ソウル・フラワー・ユニオンのカバー

にんげんっていいな / まんが日本昔話エンディングテーマ カバー(ガガガDX名義)

ガガガSP カバーの私評

この楽曲には、人の記憶と深く結びつく力があると感じた。とくに震災を経験した人たちにとって、この歌はただのメロディではなく、あの日の風景や気持ちをよみがえらせる象徴のような存在だ。地震の夜、布団の中で繰り返し聴いていたという声や、被災地でこの曲に励まされたという感想が多く寄せられている。久しぶりに神戸の街を歩いたときに自然とこの歌を思い出したという話からも、歌がその人の人生と強く結びついているのがよくわかる。歌詞やメロディ、演奏に込められた思いが、まっすぐ心に届いている証しである。時間が経っても色あせず、人の中に残り続ける。そんな楽曲に出会えることこそ、音楽の持つ力なのだと改めて思う。

一方、「にんげんっていいな」のカバーは、まったく別の方向から印象に残った。原曲の持つ温かさに、勢いのあるロックアレンジが加わり、懐かしさとパワーが同居している。大胆なアレンジだが、「人間っていいな」というメッセージはむしろ強く胸に響いてきた。聴いていると、自然と笑顔になってしまうような明るさがあり、まるで幸せを無差別にばらまいているかのような雰囲気だ。カラオケで盛り上がったという声や、なぜか涙が出てきたという感想も多く寄せられている。童謡のカバーという枠を超え、誰もが共感できる普遍的な魅力を持った「人間賛歌」と言えるだろう。

どちらの楽曲にも、それぞれ違った形で人の心を動かす力がある。記憶と感情に寄り添ってくれる音楽の存在が、どれほど尊く、心強いものかを改めて実感させてくれた。

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